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スポーツと二人三脚

スポーツと二人三脚

国立スポーツ科学センター センター長 笠原 一也 バックナンバーはこちら>>

第52回
(最終回)
二人三脚のコラムの終わりを迎えて 2009年12月22日

 

笠原 一也

 

  国立スポーツ科学センター センター長 笠原 一也
  かさはらかずや
1938年 埼玉県生まれ
国立スポーツ科学センター長  
和歌山県保健体育課長,文部省競技スポーツ課長,JOC事務局長、東京女子体育大学教授など歴任し現職.

 このコラムも52回目をもって終了となる。というのは本年の12月末をもってJISSセンター長を退任するからである。センター長の務めもあっという間に過ぎた感じがする4年と9ヶ月であった。

 その間、色々な出来事があった。トリノオリンピックに始まり、ナショナルトレーニングセンターの建設から完成、北京オリンピック、終了後のJISS内部 の改修など、そして本年10月、2016年オリンピックの東京招致の失敗などなどである。個人的には、JOC事務局長時代にJOC会長であった古橋広之進 日本水泳連盟名誉会長の急逝、仲間だった木原光知子さんの逝去や、ソフトバンクの王監督(当時)と同じ日に癌のため入院し、胃の摘出手術を受けたこともあ る。

 このコラムは、このようなことなどを話題にしながら書き続けてきたのであり、“楽しく読んでいる”とか“次回のコラムを期待している”など声をかけてくれる人もいて大きな励みにもなったし、大変うれしくもあった。

 ある時出版社からこの二人三脚をまとめてみたいとの声がかかり、コラムの量が少ないので、自分のことやオリンピックのことなどを加えて、昨年の7月に 「スポーツ文化そしてスポーツへの思い~スポーツと二人三脚~」と題した本も出版してみたが、あまり捌けなかったようである。
自分としては、一つまとめが出来て良かったのかなと思っていたところ、先日もある読者から“スポーツを別な切り口でと編集後記に書いてあるので、次回の 出版を期待していますよ”、などと声をかけられてしまった。少し時間があればまとめてみたい気もするので、挑戦してみようかなとも思う。

 しかし、自分としては、このコラムもよく続いたものだと思っている。多分このような機会を与えられなかったら書いていなかったと思うだけに、このような場を与えてくれた日本スポーツ振興センターやJISSの関係者の皆さんに心から感謝している。

 2016年オリンピックは、東京に招致出来なかったが、7人制ラグビーやゴルフが正式種目となる。世界のスポーツはこのように常に変化をしている中で、 JISSの役割はますます大きくなるのではないだろうか。JISSの更なる発展を願いつつ、最終回のペンをおきたいと思う。有難うございました。

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