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第3回 JAPAN SPORT NETWORK セミナー(愛知会場)

 愛知会場は、愛知県で4月に発足したあいちスポーツコミッションのご協力をいただき、初めて合同セミナーという形で、
11月11日(水)にセミナーを開催いたしました。詳細は以下のとおりです。

開催概要

日時 平成27年11月11(水)13:00~16:20 
場所 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA室
テーマ  「スポーツによる地域活性化」
参加人数 57名

セミナー概要

開会挨拶

磯崎卓也(日本スポーツ振興センター 名古屋支所 支所長)
植田昌也(愛知県振興部長:あいちスポーツコミッション 会長代理)

講演 ​テーマ:スポーツ庁設置とスポーツを通じた地域活性化について
講演者:及川 明宣氏(スポーツ庁参事官(地域振興担当)付  専門職)
講演
ディスカッション

​テーマ:スポーツと地域活性化-スポーツを活用するには-
講演者:工藤 康宏氏(順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツマネジメント学科 先任准教授)

JSC情報提供 

テーマ:「スポーツと地域のwin-win関係構築について
             ~H26年度 JAPAN SPORT NETWORK調査研究事業~」
発表者:神谷 和義(日本スポーツ振興センター経営戦略部)

テーマ:JAPAN SPORT NETWORK活動支援自動販売機のご紹介」
発表者:岩切 達樹氏(サントリーコーポレートビジネス株式会社)

事例発表

テーマ:あいちスポーツコミッションについて
発表者:あいちスポーツコミッション事務局(愛知県振興部スポーツ振興課)

テーマ:新城ラリーの取組について
発表者:夏目 道弘氏(新城市教育委員会 教育部長)

 

<講演> 及川 明宣氏(スポーツ庁参事官(地域振興担当)付 専門職)

 スポーツ庁創設の経緯とその概要、国内観光の現状とスポーツツーリズム及び国が推進するスポーツを通じた地域活性化についてご講演いただきました。スポーツ庁の地域スポーツコミッションへの活動支援の取組、そして、日本の豊かな自然は世界的に見てもスポーツ立国としての可能性を秘めているというお話は、スポーツによる地域活性化の推進を後押ししてくれるものでした。
 また、地域の持つ弱みをスポーツツーリズムの強みに活かす発想は、今後自治体がスポーツツーリズムを推進していくうえでイメージが沸きやすく大変参考になるアドバイスでありました。参加者の方々にも、「普段聴くことのできないスポーツ庁の話が聴けてよかった」とご好評でした。 
 
 スポーツ庁 及川氏

 

 

<講演・ディスカッション>工藤 康宏氏(順天堂大学 先任准教授)

 観光立国や地域社会のためのスポーツツーリズム、日本スポーツツーリズム推進機構(JSTA)と北米のスポーツコミッションの事例についてご講演いただきました。スポーツが盛んな北米ではスポーツコミッションが先進的であり、地域の人口規模に応じてプロスポーツやアマチュアスポーツの誘致を行っている点、事業推進にあたって長期的な事業戦略が重要である点についてお話しがありました。
 また、スポーツツーリズムを推進するうえで重要なマーケティングの一手法としてSWOT分析をご紹介いただき、ペアワークを実施いたしました。具体的には、愛知県を事例に、『外部環境』である県のもつ「機会」と「脅威」を踏まえ、『内部環境』である各々の地方自治体のもつ「強み」「弱み」について考えられることをできるだけ多く紙に書き出し、その後それらを掛け合わせ「強みを活かして、機会を勝ち取るためにはどうするべきか?」、「弱みから最悪の状態を避けるためには?」等といった対応策について議論しました。それぞれの地方自治体がもつ強み・弱みについて、真剣な面持ちで他の参加者との盛んな議論が行われておりました。他団体の方との意見交換によって、今後の施策に対する気づきを得られる機会となりました。
 
    順天堂大学 工藤氏

<JSC事業紹介>

 経営戦略部の神谷より、JAPAN SPORT NETWORKの役割と、平成26年度に実施した調査研究の中で山形県上山市の事例研究について、ご紹介させていただきました。

<事例発表①>「あいちスポーツコミッションについて」

 愛知県振興部の南谷氏より、本セミナーの共催団体である「あいちスポーツコミッション」の概要についてご紹介いただきました。あいちスポーツコミッションは、「スポーツ大会を招致、育成し、地域活性化につなげ取組を推進するため、県と地域の関係者による連携体制を構築する」という目的の基設置され、地方自治体、スポーツ関連団体、経済・観光団体、マスメディア、大学、企業、NPO法人といった様々な参画団体により構成されています。
 現在の重点的取組みとして2019年のラグビーワールドカップ開催準備、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の競技招致及び合宿招致、FIFAフットサルワールドカップ2020の招致を掲げ、そのほかフリーペーパーやWEBによる情報発信、地元産品・観光のPRに活かすための大会支援といった活動内容についてお話いただきました。  

<事例発表②>新城市「新城ラリーの取組みについて>

 新城市の夏目氏より、新城市が取り組んだモータースポーツを核とした持続可能な地域再生事業についてご講演いただきました。大会運営にあたり、民間・行政・市民が連携しながらそれぞれの役割を果たし、「新城ラリー」の開催を盛況に導いた経緯をお話いただきました。具体的には、民間の競技団体や関連メーカーによる大会運営をはじめとして、市職員、競技団体による県外でのPR活動、愛知県知事による県営総合公園施設や市道の使用等の許認可、地元警察の協力等について紹介されていました。
 市民を含めた関係者が一丸となり、少子高齢・人口減少という地方自治体の抱える課題に立ち向かい、地域再生へ積極的な取組みを行っておられる新城市の事例発表は、参加者の方々には大いに示唆に富む内容となりました。
 
新城市 夏目氏

<全体の総括について>

 スポーツ庁・大学・自治体といった幅広い視点から、スポーツ施策に関する具体的なアドバイスや先進事例についてお話しいただくことができ、大変有意義なセミナーとなりました。参加者の方々はメモを取りながら熱心に講演者のお話に耳を傾けていらっしゃる様子で、「様々な取組について知ることが出来た。今日得たものを持ち帰り、組織内で共有し生かしたい。」と今後のスポーツ施策への意欲を新たにしておられました。
 本セミナーでの情報交換をきっかけとして、現場におけるスポーツ施策に活用していただき、また、スポーツによる地域活性化、地域によるスポーツ活性化をすすめるための連携が日本全国に広がるきっかけとなれば幸いです。

 

 
 

 

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