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海外育成強化プログラム報告~中国・上海編①~(飛込)

平成27年10月9日(金)から11月7日(土)の期間、中国・上海において海外育成強化プログラムを実施しました。
今回中国で展開するモデルプログラムには、モデルアスリートの荒井祭里選手、板橋美波選手、佐々木那奈選手、
そして馬淵優佳選手、辰巳楓佳選手を派遣しました。5名の選手は先日行われた2015日本選手権にてナショナル
強化選手に指定され、来年2月に行われるリオデジャネイロオリンピック最終予選に向けて準備を進めています。

世界の強豪国、中国・上海の「上海踏水会館」において、
国家体制で世界トップアスリートを輩出する一貫指導システムにより オリンピックメダリストを目指す
高水準の競争相手と共に、一日3回、8時間以上の練習をこなします。

今回のプログラムの目的は高難易度種目の安定性を上げることです。
そのために特に109C(前宙返り4回半抱型)の反復練習を行います。(写真1)
また、個のレベルアップだけでなく、2016年リオオリンピック及び2020年東京オリンピックに繋がる
女子シンクロナイズド高飛込チームを若手選手で結成し、メダルを狙います。

練習はプール練習だけでなく、ドライランドを活用した反復練習を行います。
ピットを使って踏み切りや入水のタイミング練習を入念に行い、
シンクロ高飛込完成度を上げていくことが目的です。
日本にはこのようにドライランドの練習施設が充実している場所がないため、
このモデルプログラムでシンクロ高飛込の基本技術の定着を図ることができると期待しています。(写真2)

また、今回のモデルプログラムの対象選手のうち2名は、モデルプログラムの実施期間中、
選手としての活動だけでなく、中国ナショナルコーチの指導を目の当たりにし、
一貫指導システムの情報収集にあたります。これにより将来女性指導者として活躍するための
知識、技術を研修し、指導者としてのモチベーションが高まると考えています。

◆練習環境の重要性 ~モデルアスリート 辰巳楓佳選手のコメント~
中国(上海)は施設など全てにおいて、競技中心に生活できるように練習環境が整っている
というのが実際です。どの子供を見ても、全員がしっかりと基礎が完璧にできていて、
入水技術も全員が素晴らしいです。小さい頃に徹底的に基礎・入水技術を習得しておかなければならない
ということが中国選手の練習を見ていてもよく分かります。基礎はどこでもできると思うかもしれませんが、
この環境があるからこそ徹底して取り組めるのかなと思います。日本では中国のような練習環境が
一切ないので、自分の体でこの環境を感じられることは選手にとっても指導者にとっても、
とても重要なことだと感じました。

(写真1)高難易度種目練習の様子(109Cのドライランド練習の様子)



(写真2)シンクロナイズド高飛込練習の様子



 

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