スケルトン

2016年02月22日

国内レース ~レースに向けた準備~

《全日本選手権へ向けて》

スケルトンの年内最後のレースは年末(20151227日)に長野市ボブスレー・リュージュパーク(スパイラル)行われる全日本選手権です。本事業の対象アスリート2名も全日本選手権に向けて、それぞれの準備を行いました。

【①検証アスリート】

今年度のトライアウトを通過し、検証プログラムを実施中のアスリート(検証アスリート)は、12月から長野で実施する滑走練習を行う前に、1124日~27日にドイツで行われたワールドカップ第1戦の視察を行いました。

検証アスリート自身は、まだ競技を経験していない段階ですが、この初期段階から、これから目指す世界トップレベルの争いを間近に体感し、大会に臨むトップアスリートの一流の技術や、研ぎ澄まされた心理状態など、現場でしか味わえない様々な情報を得ることが目的です。今回の視察で“世界”を肌で感じた検証アスリートは、トップアスリートと自分との距離をしっかりと把握したことで目標が明確になり、今後の課題も見えたようでした。

視察をした余韻が残っている中、早く先へとはやる気持ちを抑え、スパイラルでの滑走練習を開始しました。実際に滑走をしてみると、想像以上のスピード感、遠心力がかかってきます。まずはそれに慣れることから始め、たくさんの成功、失敗を繰り返しながら、12月の滑走練習を行っていきました。

検証アスリートにとっては、今までと異なる競技での長期間の合宿、滑走での打撲等、肉体的、精神的に辛い時期もありましたが、オリンピックでのメダル獲得という目標を見失うことなく、必死に練習をこなしていました。

スタート前の様子
<スタート前の様子>

【②育成アスリート】

12月後半になり、ユースオリンピック(YOG)選考レースへ出場していた育成アスリートも帰国し、スパイラルでの合宿に合流しました。彼女にとっては、スパイラルでの滑走は約1年ぶりでしたが、1ヶ月間、海外で練習してきた成果を発揮し、全日本選手権のレース前には良いラインで滑走できるようになってきました。

 

その結果、両アスリートともに練習の成果を発揮し、全日本選手権5位、6位入賞という成績を残すことができました。

 
《JOCジュニアオリンピックカップに向けて》

1月に入ってもスパイラルでの練習が続きます。

基本に忠実に、何度も滑走フォームを確認し、滑走練習を行います。スパイラル以外の違うコースにも適応できるように、カーブ中に身体に受ける遠心力を感じ、その遠心力に合わせて操作することを感覚的に身につけることも重要です。

2名のアスリートは、それぞれの課題に取り組み、今シーズン国内のトレーニングの集大成として、JOCジュニアオリンピックカップ(201612324日)へ出場しました。

 
JOCジュニアオリンピックカップの結果は、2位、3位でした。

優勝を逃してしまい、アスリート達は悔しい思いをしましたが、この敗北感を次への活力に、トレーニングに励んでいきます。

 《Youth Olympic Games(YOG)に向けて》

11月、12月とYOGの選考レースを戦った対象アスリート、伊地知真優選手がYOG日本代表に決定いたしました。
2016年2月8日にYOGが開催されるリレハンメルに入り、公式練習を行ってレースに臨みます。また、YOGではたくさんの文化・教育プログラムが準備されており、それらも体験する予定です。YOGをオリンピックに向けたステップとすべく、現地で多くのことを吸収してくることと思います。レース本番は2月19日。結果については、次回お知らせいたします。

<YOG日本代表 伊地知真優選手>
<YOG日本代表 伊地知真優選手>

 

 

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