第78回 『スポーツ事故防止ハンドブック』活用事例報告           -日本体育大学荏原高等学校-

『スポーツ事故防止ハンドブック』活用事例報告
-日本体育大学荏原高等学校- 

 東京都大田区にある日本体育大学荏原高等学校で実施された、校内の教職員を対象としたスポーツ事故防止研修会についてご紹介します。

〔セミナーに参加したことがきっかけで・・・〕
 独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下「センター」という。)では、スポーツ庁の委託事業であるスポーツ事故防止対策推進事業「学校でのスポーツ事故を防ぐために」と題したセミナーを一昨年度から全国16都道府県で開催しています。
 そして、平成28年12月6日、千葉市文化センターで行われたセミナーに参加された、日本体育大学荏原高等学校の副校長が、『スポーツ事故防止ハンドブック』を活用した校内での研修会を企画されました。
 その前に『スポーツ事故防止ハンドブック』を御紹介します。                        

  スポーツ事故防止ハンドブック  スポーツ事故防止ハンドブックの簡易説明 
  <心停止に対する応急手当P2・3> 
   心停止に対する応急手当
  活用に際して、
   学校行事を実施する際に、「もしここで事故が発生したらと想定して」読んでいただきたいです。
  また、学校等でハンドブックを共有して欲しいです。
   ※学校現場で事故防止対策に取組む際の参考としてご活用ください。

 〔研修の内容〕
研修では、『スポーツ事故防止ハンドブック』の内容をパワーポイント形式にして、スクリーンに投影させて、AED使用方法や初期対応の重要性を再確認しました。
日頃から事故防止には努めながらも、スポーツ活動が日常化している高等学校などは、危機意識が希薄になってくる可能性があります。その中で、万が一事故が発生した場合に、いかに被害を最小限に食い止めることが重要であるかということについて、話し合いました。

 <研修で特に強調し、共有した点>
・心肺蘇生法、AED使用方法等について、教職員や生徒対象の実技研修会を定期的に実施する。
・突然死防止、心肺停止対応については、突発的なものであり普段から対応について意識ある行動が求められる。AEDの使用については躊躇しない。
・日頃から、生徒に対して生活習慣の指導(食事・睡眠・休養など)、安全に関する指導を徹底する。

〔研修を終えて〕
 研修後、この研修会を企画した副校長からは「教職員の意識啓発に有意義なものであった。例えば、事故を身近なものとして捉え、「事故ゼロ」、万が一の場合は「最小限に」、そして、初期対応の重要性などについて、ハンドブックの活用は大きな成果となった。」との感想をいただきました。

  <研修の様子>研修の様子の写真
 〔センターの事故防止啓発資料を是非、御活用ください〕
 今回、日本体育大学荏原高等学校での研修会で、センターの事故防止啓発資料が活用され、「有意義だった。」とのお言葉をいただきました。
 これからもセンターのホームページ「学校安全Web」を始め、より活用しやすい内容、ニーズに応じた情報提供に努めていきますので、よろしくお願いします。また、このようにセンター提供資料を活用されている先生方がおられましたら、是非、担当地域事務所にご一報ください。お待ちしています。

 

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